オムスビ冒険録は、新しくメンバーになったアカリによる、組織の文化や仕組みを記した物語です。実際のオムスビメンバーと対話しながら、組織の文化や仕組みを見える化していきます。組織の見える化に興味がある方、オムスビのメンバーとして一緒に働きたい方は、冒険録をお読みいただきながら一緒に冒険を楽しみましょう。

アカリ
Lv.19rebornは変化が指標であることがわかりました。でも変化って予測して起こせるもんじゃないですよね?

ハブチン
そうなんです、変化は予測して起こせるものじゃないですね。予定不調和な展開だからこそ変化なんですね。

アカリ
そうですよね。だからrebornは一般的な仕事の進め方では難しいのかなと思いました。ほら、まず最初に目標やスケジュールを決めて、予定通りに目標を達成していくじゃないですか。

ハブチン
さすが、鋭いですね。まさにおっしゃるとおりで、一般的な仕事の進め方では予定不調和な変化が起きづらいです。

アカリ
ですよね。

ハブチン
それはアウトプット(納品物)に最適化した仕事の進め方です。納品型ビジネスだとアウトプットを納品して対価をもらうので、なんとしてでも顧客がYESというアウトプットを出さないといけません。

アカリ
そうですよね。私もアウトプットを期限内に納品するビジネスをしていたのでわかります。

ハブチン
一方でrebornがコミットしている「変化」とは、アウトプット(納品物)が活用されたその先なんですよね。その変化を「アウトカム」と定義しています。

アカリ
rebornはアウトプット(納品物)ではなくアウトカム(変化)を追っている。

ハブチン
ここで究極の二択の質問をさせてください。

A:当初の計画どおりのアウトプット(納品物)ができたけど、アウトカム(変化)が起きなかった。

B:当初の計画とは異なるアウトプット(納品物)ができたけど、アウトカム(変化)が起きた。

どちらがクライアントパートナーにとっていいですか?

アカリ
それはBでしょうね。変化が起きなかったら意味ないですもんね。

ハブチン
はい、私もそう考えています。これをオムスビの失敗談を交えて紹介しますね。

アカリ
お願いします!(ワクワク)

ハブチン
オムスビのホームページの話です。以前、企画設計に時間をかけて制作して、それ通りのものができたんですが、いざ公開したら何の変化も起きなかったんですよね。

アカリ
せっかく時間かけたのに悲しいですね。

まさにA(当初の計画どおりのアウトプットができたけど、変化がおきなかった。)ですね。

ハブチン
はい、悲しかったです。そこで今度は企画設計に準備をかけず、コンテンツを入れる箱だけ作って、後は毎週一本以上、記事をアップすることだけ決めて取り組みました。今のホームページがそうです。

アカリ
決めたのは、毎週一本記事をアップすることだけだったんですか。

ハブチン
それだけでしたね。はじめた当初は、このままでいいのか不安しかなかったです。

アカリ
そうですよね。目的も目標もないまま、進むって不安ですよね。

ハブチン
ただ結局、その仕事の進め方が良かった。いろんなコンテンツが生まれて、予定不調和な変化を得ることができました。

アカリ
やり続けないとわからないことってあるんですね。

ハブチン
絶対ありますね。その体験から学んだのは、「見える化ループ」を作って回すことなんです。

アカリ
「見える化ループ」ってなんですか?

ハブチン
先ほどのホームページの例でいうと、「見える化ループ」は、毎週毎週記事をアップしていくこと。一つのループの型になってますよね。

アカリ
たしかに毎週ループしてますね。

ハブチン
この「見える化ループ」を回しながらトライアンドエラーでカイゼンしていくことによって、変化量を増やすことができます。

アカリ
小さく繰り返しながらカイゼンするんですね。

ハブチン
「見える化ループ」ができてないと、新しい施策を立ち上げたままで、また新しい施策をしてとっ散らかってしまうんです。

アカリ
なるほど。たしかにそういうプロジェクトありました!アウトプットはできても、アウトカムは起きづらいんですよね。

ハブチン
「見える化ループ」を作りながら仕事を進めていくと、アウトカムは読めないのですが、変化する回数はコントロールできます。

アカリ
まずは自分でコントロールできるところを指標にしてみるのですね。

ハブチン
はい、「見える化ループ」ができるようになると、最初のアウトプットに過度な期待をしなくなりますやりながらカイゼンしていけばいいと

アカリ
アウトプットにピークを持っていくと、後は劣化していくだけですもんね。そうではなく最初は大したことなくて、使いながら自分たちのものにしていくんですね。

ハブチン
まさに前回話した「組織のDIY」ですよね。社員自らがループを回すことによって、社員が体得していきますし、会社独自の文化が育まれて浸透していきます。

アカリ
「見える化ループ」をつくることが鍵ですね。

ハブチン
まさに。「見える化ループ」を回せない、続かないことが多いので、そこをどのようにサポートするかがrebornの腕のみせどころですね。

アカリ
またいつかコツについて教えてください。

ハブチン
もちろんです。オムスビでは、見える化ループをストックしているので、自分が出来そうなループを見つけて試してみてください。

アカリ
そうなんですね、試してみます。ありがとうございました。

 

Posted by:橋本 絢

東京都小金井市在住。神戸大学農学部卒業後、株式会社TISに入社。システム開発のプロジェクトマネージャーなどを歴任。一念発起して2014年7月にパン屋として独立、子供の頃からの夢を叶える。幸せのパン屋を仕組み化し、捨てないパン、サブスクによる安定収入を実現。パラレルキャリアとして、ベンチャー企業のシステム導入および開発に関わる。オムスビは、2019年6月から参画。 特技:写真、料理、コーチング、会議のファシリテーション、易占い