いつも記事を読んでくださってありがとうございます。無理しないが企業理念のrebornの羽渕です。今回は「なぜ感情を整えることが重要なのか」について、見える化させていただきます。

先に結論からお伝えさせていただきますと、「仕事が進まなくなってしまうから」です。理由や解決策を、なるべく専門用語を使わずに、ご紹介できればと思います。

感情的になっている人には、正論が通じない。

数年前に、あるA案件の打ち合わせに参加した時のことです。メンバーの佐藤さん(仮)が10メートル離れててもわかるくらい不機嫌な様子でした。状況を伺うと、別件でクライアント指示がコロコロ変わっていまい、「クソクライアントめ!」とご立腹されていらっしゃいました。

A案件のリーダーの方がいつも通り打ち合わせを進めようとすると、佐藤さんがいつもより批判的な発言をしています。しだいにリーダーも話が通じないことにイライラしてしまい、「別件で起きたことを持ち出すのはプロ意識が足りない」と佐藤さんにその場でフィードバックしました。佐藤さんもカチンときて「そんなつもりはない。リーダーの言い方が悪い」とより感情的になり、 A案件の打ち合わせがしばらく進まない事態になってしまいました。その場に居合わせた私は、立ち去りたいと心から思いました。

読者の方も、ここまでではなくても関係がこじれた場面に遭遇したことがあるのではないでしょうか。こういう時にどのようにすればいいかについてrebornの「信号機理論」をご紹介させていただきます。

信号機理論で安全運転を心がける。

信号機理論とは、自分や相手の状況を 、信号機の「青・黄・赤」に分類しながら、色に合わせて行動するモノの考え方です。

青は、感情が整っている状態。目的に向けて、今できるコトに集中している状態です。この状態の時は、前向きに対話しながら物事を進めることができます。

次に黄色は、感情について注意した方がいい状態。先ほどの佐藤さんのように、自分がいかに不幸な状況にあるかを伝えて、「かわいそうな私」になっている状態です。

最後に赤色は、感情が乱れていて全く物事が進まない状態。「リーダーの言い方が悪い」と案件のことを忘れて他人を攻撃してしまっています。「悪いのはあなた」になっている状態です。(かわいそうな私・悪いのはあなたについては、アドラー心理学『幸せになる勇気』に詳しく記載されていますので、ご関心ある方はお読みいただければ幸いです。)

信号のように、黄と赤の時は、プロジェクトを前に進めようとせずに、割り切って進めない方が無難です。無理矢理、無視して進めてしまうと後々に関係性が崩れてチーム崩壊する可能性があります。

断っておくと、黄色や赤色の状態になることが悪いことではありません。日頃、気をつけていても、誰だって黄や赤になってしまう可能性があります。むしろ黄や赤になった時にどのように対処すればいいか、知っておくことが重要です。

モヤモヤを、紙に書き出すか、誰かに吐き出す。

紙に手書きで感情を書き出してみる。

一番のオススメは、紙に書き出すことです。誰かの愚痴を書いても大丈夫です。まとめる必要はありません。漫画家のさわぐちけいすけさんやマコなり社長も実践して効果があると紹介している方法です。書き出すことで自分の感情が俯瞰して見ることができ、感情がおさまっていきます。少し落ち着いたら「今自分にできること」が何かも書いていただくと、青信号に切り変わります。

②誰かに聞いてもらう。または聞き役に回る。

紙に書いてもおさまらないモヤモヤであれば、誰かに聞いてもらうことも一つです。rebornでは社内に専任のコーチがいて、モヤモヤがいたら聞いてもらいます。プロのコーチであれば聞き役に徹することができるのですが、慣れていないと、アドバイスしたくなったり、モヤモヤが溜まってしまうこともあります。(ちなみに私はすぐアドバイスしたくなる質で、相手に何度も不服そうな顔をされました)

アドバイスをしない・モヤモヤを溜めないコツは、「相手が話していることをひたすら紙に書き出す」ことです。つまり①の作業を代行するようなものです。まとめる必要はありません。読み返せない汚い字で書いてくださっても構いません。左耳から聞いて右手に受け流すように、淡々と書き出すことによって、頭にモヤモヤがたまらなくなります。聞き手は聞き流しているのですが、話し手から見ると、メモまでして理解しようとしてくれているように見えます。l

①と②の両方で気をつけてもらいのが、ちゃんと紙をゴミ箱に捨てて欲しいということです。文脈を知らない誰かが拾って読んだら大変なことになりますので(汗)この信号機理論を、社員全員が頭に入れながら仕事を進めることで、驚くほど仕事が円滑に進められるので、ぜひお試しください。

以上、見える化と対話で認知を合わせるrebornの羽渕でした。今後も、世の中の見方が変わるようなコンテンツを発信していきますので、もしよかったら他の記事もご覧ください。組織として仕組み化したい方は、rebornにご相談ください。

Posted by:ハブチン

1986年大阪府生まれ。2008年パソナキャリア入社。転職者のキャリア支援業務、自社の新卒採用業務、新規事業立ち上げに従事しつつ、アイデアを短時間で具現化する「アイデアソン・ハッカソン」のファシリテーターとしても活躍。2016年4月に独立し、リレーションシップデザインを軸とするreborn株式会社を設立し、組織変革したい企業様向けの組織コンサルティングサービスを提供している。 reborn Inc. Founder and CEO Akihiro is the Founder and CEO of reborn Inc. Born in Osaka Japan in 1986. Joined the Japanese recruitment agency named Pasona Career. Designed his new career as a facilitator of "Ideason" and "Hackason" who embodies ideas in a short time, while engaged in career support of job changers, recruiting new staffs and launching new business in the company. After left Pasona Career, founded a relationship design company named reborn Inc. in April of 2016. Providing the organizational innovation service "reborn" for companies wanting to change the organization.